元記事はこちら。
https://www.asahi.com/articles/ASR1N5GKGR1NOXIE00M.html?iref=pc_ss_date_article
Yahoo!ニュース記事はこちら。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8485e7e4a2f0776d091816df8916f5c4ea41666b
記事の概要
全国的に教員不足が懸念される中、東京都が出してきた政策がこれです。
これまでは40歳以上を対象に導入されていた制度を、2023年度からは対象年齢を更に広げるとのことです。
意図としては「免許を持たない第二新卒層も教員になることを検討して欲しい」ということですが、根本的な待遇改善などの施策が行われなければ見向きされない可能性が高いのではないかと思っています。
国も自治体も教育(人づくり)にはお金をかけて欲しいものです
Yahoo!ニュースのコメント欄も、どちらかというと制度についてのものよりも教員の待遇改善の話題のほうが多いです。
受験条件としては、合格から2年以内に教員免許を取得することとなっています。
もちろん(?)教員免許を未取得なので、それまでは教壇に立つことはないようです。
ちなみに、東京都は隣県のターミナル駅でも教員募集の広告を出していた時期もありました。
また、別記事でもご紹介しましたが、東京都は大学3年生でも教員採用試験を受験できるようにしようとしているようです。
Twitter上での反応
おわりに
1月に入ってから、立て続けに東京都の教員採用試験に対する施策が出てきています。
(1つは大学3年生から教員採用試験が受験可能になる話、2つ目は今回の教員免許を後から取得する話です。)
人口が多いゆえに必要な教員の数も多く、もしかすると大きく苦労するのは東京都かもしれません。
一方で、東京都は全国でも異例の数の私立学校の存在もあります。
公立校でも働いたことがある私学教員としては、二極化が進んでしまうことを懸念しています。
誰でも最低限の教育を受けることができるはずの公教育なのに、その足元が揺らいでいると感じます。