「欠員埋められない」教職員の欠員3000人超が未配置 解消目処は8人のみ(12/25付TBS記事)

働き方

元記事はこちら
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/912934?display=1

教員不足採用倍率の低下大学生の非常勤講師化採用試験の早期化教員採用試験の二次募集など、この1年間は話題に事欠くことはありませんでした。

先日報道されたのが、今回取り上げる欠員3000人未配置の問題です。

不利益を被るのは子どもたちであり、将来的に(既に?)今の成人も困ることになります。

教育は国家百年の計とも言われるわけですが、日本の現状は良くない報道やデータが増えていますね。

それでは記事の内容に迫っていきましょう。

記事の概要

病休などにより給食した教職員の欠員が補充できずに未配置となっている人数が3000人を超えていることがわかった、というものです。

校内で対応するという回答は252人、対応できないという回答が285人に及んでいるようです。

昨年の調査では1698人だったというデータもあり、良くないことに現状が悪化しているというデータになってしまいました。

そもそも、この調査、32の都道府県と12の政令市に対してしか調査をしておらず、全国規模になるともう少し増えてしまうのではないか、という懸念もTwitterで見かけました。

Twitter上の反応

Twitter上で、「欠員3000人」で検索をかけると、いろいろと出てきますのでぜひ一度自分の目でも確認してみてください。

上のように単純にフォロワー数の多い方や、的を射た発言をしている方だけでなく、教職員組合のアカウントなども情報を発信してくれています。

というか、非常勤などで一部でも埋めた場合はカウントしていないんですね‥実態はもっと深刻ですね‥

日本の教育に希望は無いのか

さて、偶然上記のアイムフリーさんのツイートを掘り返していて、自分が知らなかった改善の取り組みがいくつかあったのでご紹介しておきたいとおもいます。

春休み期間は異動も新学年の準備も様々大変です。

この期間、少し長くなるというのはものすごく意味のあることだと思います。

これは本当によくやった、と思います。

こちらは奈良県天理市の取り組み。

保護者からの意見や苦情などは市内の教育総合センター内に設けられた窓口で一手に引き受けるそう。

記事内にある「教員らは子どもを育てるプロだが、大人対応のプロではない。保護者からの重圧から解放されることで、教員らが子どもたちに向き合う時間と精神的余力をもつことができる」とあるのは本当に現場のことを良くわかってくださっている、という印象です。

一方、当該ツイートの返信欄にある喚起も頭の片隅に入れておいたほうがいいのかもしれません。

山形県の教育委員会が初任者の初年度に担任を持たせないという取り組みは聞いていました。

それが今一度取り上げられています。

少し前に話題になった1900人の増員。

微々たるものだ、という反応もあるようですが、それでも方向性として「増やす」が明確になったのは1つの進歩だとも思います。

まとめ

ということで、今回は3000人以上の未配置の問題から現状を再確認しました。

各所の反応も確認しました。

最後に少し希望がもてそうな政策や取り組みをご紹介しました。

本当に、日本の教育界が良い方向に向かっていくことを願ってやみません。

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